今日は、いままでずっとアーバンタウンで暮らしていた
クリームネコのクリタ一家がシルバニア村に越してきたときの
お話をしましょう。

クリームネコのお父さん、クリタさんは小説家です。
子供も大人も楽しめるような小説をたくさん書き、
アーバンタウンではとても人気のある作家でした。
ある日、お父さんは、小説の挿絵画家で、友人でもある、
シマネコのお父さん…「シマネさん」が送ってきた絵ハガキに
描かれた村の様子に、とても興味を惹かれました。
シマネさんは、季節の挨拶のハガキに、その時々の村の様子を
描いて送ってくれていたのです。
それを見るたびに、お父さんは
「この村は自然がたくさんあって、とても素敵な所なんだな。
シマネさんはこんなに綺麗な所にいるからこそ、他の人には
真似のできないような素晴らしい絵をのびのびと描けるんだろう」
と思い、いつか本当の村を見てみたいと考えていました。
そして、長い休みを利用して家族で旅行に行くことにしたのです。
村は、思ってたとおり、とても素敵な所でした。
子供達は村の子供達と仲良くなり、毎日 一緒に遊びまわって、
お母さんは村の奥さん達と料理や手芸を楽しみ、お父さんは
久しぶりに会ったシマネさんとの会話や村での散策を
満喫しました。
楽しい旅行から帰って、ますます村が気に入ったお父さんは、
タウンに帰ってから しばらくして、村に引っ越さないか、と
家族に話してみました。
村で楽しく過ごした家族は、その話を喜び、一家は村に
越してくることになったのです。
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